ホイール編 月刊くるまる2004.10.25号掲載

ホイールの知っておきたいポイントをわかりやすく解説します!

ホイールとは言うまでもなく、タイヤがはまっている内側の部分のパーツのこと。人気が高いのは、やはりアルミホイールに代表される「軽合金ホイール」だろう。材質はアルミニウムを主体としたものが多く、“軽い”や“デザインの自由度が高い”などのメリットがある。昔ながらのスチール製ホイールは、俗に“テッチン”と言われている。
 愛車をドレスアップするとき、まず手始めに注目するのがホイール。「おしゃれは足元から」という言葉があるように、カッコいいホイールをセットしてやれば、愛車の印象をガラッと変えることができる絶好のアイテムだ。


1 オフセットについて

 ホイールの取り付け面がホイールの幅に対してどれだけズレているか、を表す数値。ホイールのリム幅の半分の位置から、ホイールと車体を接合するためのボルトを取り付ける穴の部分(ハブ取り付け面)までの距離をmm(ミリ)で表す。標準オフセット量をあまり大きく変えると、タイヤがフェンダーからはみ出したり、ホイールが足廻りなどと干渉することもある。リム幅の中心線より取り付け面が外側にあれば「+」プラスオフセット、内側にあれば「−」マイナスオフセット。「−」マイナスに近いオフセットほど、タイヤがフェンダーからはみ出す可能性が高い。車高などによっても適正オフセット値は変わってくるから、安易な判断は禁物だ。

2 PCDについて

 ピッチ・サークル・ダイアメーターの略。ホイールの面の中心部に、ホイールと車体を接合するためのボルトとナットを取り付ける穴がいくつかある。真ん中に大きなものが1個、それを囲む小さな穴が4〜6個。この外側の小さな穴の中心部分を結ぶように描いた円の直系をmm(ミリ)で表した数値のこと。車種やメーカーによって異なり、合わなければホイールを車体に取り付けることができない。国産乗用車の場合、114.3mm、110mm、100mm、139.7mmあたりがポピュラー。
 商品によっては、数種のPCDの穴のあいたものもある。また、PCDの違いを解消するためにPCDチェンジャー(変換アダプター)を使って、好みのホイールをセットする方法もある。

3 Jについて

 ホイールを横から見たとき、両側がちょこっと出っ張っている。タイヤに引っ掛けるための出っ張りで、これをフランジ(耳)と言う。その形状を「J」や「JJ」などの記号で表す(まれにKやLもある)。フランジの高さはいずれも13mmと決まっているが、それぞれ幅が違い、「J」は17.5mm、「JJ」は18mmとなる。
 しかし、ホイールの情報として「J」や「JJ」という表記のある時は、フランジ形状を指すよりも、ホイールのサイズ(太さ)を表すときに出てくる。
例えば、サイズ表記が16×6 1/2JJの場合、16はホイール面の直系が16インチであることを表し、6 1/2は太さが6.5インチであることを表す。つまり、「J」の前につく数値が大きいほど、そのホイールは太いということ。これを頭に入れておこう。

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